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超カッコ良すぎる”陳杞応援ソング”動画

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00年代の中国卓球は、王励勤、馬琳、王皓などという恐ろしい実力者たちを輩出し、一度は抜かれたはずのスウェーデンを、再びあっという間に突き放し、中国の一強時代を形作っていった。

その中で、中国の「門番」的な立場で君臨していた男が「陳杞(chenqi)」である。

左腕から、前陣ではブロック不能状態に陥る程の猛烈なドライブを誇り、ダブルスでアテネ五輪金メダル、世界選手権でも2個の金メダルを獲得した、「殺神」こと陳杞。

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陳杞の猛烈な強さは、外国人選手の殆どを難なく撃破するレベルで、日本のエース水谷隼すら、横浜世界選手権にて4-0で難なく撃破し、当時20歳の至宝の躍進を期待した日本のファンに衝撃を与えた。ハッキリとダン違いの威力を誇るドライブを武器に、水谷を十分なラリー戦へ持ち込ませなかった。

しかし逆に、陳杞を破れば、王励勤、馬琳、王皓へのさながら挑戦権が得られるという事でもあり、実際にティモ・ボルは陳杞に勝つ事で初の世界選手権シングルスメダルを獲得したし、サムソノフは陳杞と馬龍を連覇し、ワールドカップ覇者に輝いた。

そんな中国の門番な陳杞。
彼の動画を検索すると、出色の動画がある。

「The King of Killer (殺神) — ChenQi (陳玘)」という動画。
Chenqiの凄さのコンピレーション的動画。

この動画自体は、斬れ味鋭い陳杞の一発ノータッチドライブを多くおさえた秀作でもあり、「なんでコレ使うの」という部分も多い迷作でもあるのだが、何せ曲のチョイスが最高。

陳杞の応援ソングであろう、最高に気合の入る一曲が使われていて、それが、陳杞という一撃のカッコ良さを誇る選手を思い切り光らせているのだ。

(普通、卓球VTRに音楽が入っているとブーイングの嵐だが、これに関しては最高にマッチしている)

見終わる頃には、思わず手に力が入っている、そんな動画。
何か気合を入れたい時、私は数年来この動画を見て、気合を入れなおしている。

ずっとこの曲は陳杞の応援ソングだと思っていたが、最近ヤフー知恵袋で、意外な記述を発見した。

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元々これは陳杞の応援歌では無く、31歳にして事故で亡くなった台湾の歌手・張雨生が映画・烈火青春の主題歌として歌ったもの。アジアを代表する男性ハイトーンシンガー・ソングライターの一人で、早すぎる死が惜しまれたという。
出典:ヤフー知恵袋

陳杞の応援ソングで無かった事に少しだけ落胆したが、台湾の音楽の天才が残した、本当に陳杞の勇姿が最高に引き立つ最高の楽曲であり、私はこれからも何か気合を入れたいとき、これを勝手に自分のテーマソングにして、生きたいと思う。

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